2021.02.09
【伊勢丹】2021年のおすすめ桜餅。関東風・関西風の食べ比べをしてみませんか?
やさしくほのかな香りで、春の訪れを感じさせてくれる桜餅の季節がやってきました! 実は、関東と関西では違いがあるってご存じですか? 関東風は小麦粉を使った薄焼きの皮を使用する桜餅(東京・向島の長命寺桜もちが発祥といわれる)、関西風はもち米が原料の道明寺粉を使用する桜餅と、地域で種類が異なり、味わいも大きく違う和菓子なのです。
今回、2021年春に伊勢丹新宿店で登場する桜餅の中から、おすすめの5品をアシスタントバイヤー・小谷さんがセレクト! ぜひ、関東風と関西風を比べ、特徴やこだわりをチェックして、お気に入りの一品を見つけてください。
それでは、まずは関東風の2品をご紹介します。
【関東風①】<とらや>職人の技術が光る、なめらかな口溶けのこしあんに夢中!
「おいしい和菓子を喜んで召し上がっていただく」ことを理念とし、5世紀にもわたり菓子屋を営んできた<とらや>。
薄くのばして焼いた生地で御膳餡(こし餡)を包み、塩漬けの桜の葉で巻いた桜餅は、毎朝一つひとつ職人が手作りしています。桜の葉のほのかな香りと、小豆のふくよかな風味が口の中で溶け合って幸福感満点です! 抹茶はもちろん、とらやのお菓子に合うように選ばれた煎茶「京の文」と合わせれば、よりおいしさが引き立ちます。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【関東風②】<小布施堂Shinjuku>栗を1粒丸ごと包み込んだ、個性の光る一品
栗の郷として知られる長野県小布施町で、100年以上にわたって栗を使ったお菓子を手掛けている<小布施堂>。
そんな老舗の名店が届ける桜餅は、栗粒に栗あんをたっぷりまとわせ、薄く焼いた桜色の生地で包んだ「栗鹿ノ子桜餅」。栗鹿ノ子が丸ごと1粒入った、贅沢な桜餅です。もちっとした食感の生地には蜂蜜を使用。角のないやさしい甘みは、まさに春らしい味わいです。上にちょこんと乗った桜の蕾の塩漬けが、ほどよい塩気でいいアクセントに!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
三越伊勢丹オンラインストアで<小布施堂Shinjuku>の商品をみる>>
次に、道明寺粉を使った「関西風」の桜餅から3品をご紹介!
【関西風①】<仙太郎>桜の葉2枚で包まれた、しっとり柔らかな道明寺製
京都の寺町通仏光寺に本店を構える<仙太郎>。国産の素材を使って、丁寧な和菓子作りを貫いてきた人気の和菓子店です。
桜餅はきめ細かい道明寺の生地でこしあんを包み、塩漬けした二枚の桜の葉で挟んでいます。定番の桜色ではなく美しい白色の見た目は、どこか上品な趣。こしあんは丹波神吉の工場で炊き上げたものを使い、香り高い桜の葉との相性も抜群です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【関西風②】<叶匠壽庵>まん丸フォルムがキュート! 大福のような桜餅
60年以上にわたり、近江で和菓子づくりを営んできた<叶匠壽庵>。63,000坪を有する本社「寿長生の郷(すないのさと)」で原料を育てるところから和菓子作りをおこなっています。
道明寺粉を使用した餅で大福のようにあんを包み込んだ桜餅は、モチモチ、つぶつぶとした食感が特徴的。なめらかで口溶けのいいこしあんと、あっさりと仕上げた餅のバランスが絶妙! 口に運ぶと桜の葉のいい香りがふわっと漂います。日本茶だけでなく、紅茶やコーヒーと合わせるのもおすすめ。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
【関西風③】<鈴懸>もち米とあんの割合が絶妙! 自然素材のやさしい風味
博多で誕生して90余年、自然素材を使った和菓子作りを追求し続けている<鈴懸>。
道明寺粉に使われるもち米は、農薬・化学肥料を減らして育てられた佐賀県産の「ヒヨクモチ」という品種を使用。自然の美しさを表現するため、着色せずにそのままの色で仕上げているのだとか。
こしあんは北海道十勝産の小豆を、桜の葉はきれいでおいしいものを求めて静岡県伊豆大島の「大島桜」を厳選するなど、材料一つひとつにこだわっています。もち米とあんの両方を活かす絶妙な割合に仕上げた、春を感じるやさしい味わいです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
伊勢丹新宿店の桜餅コレクション、気になるアイテムは見つかりましたか? 春の限られた期間にしか味わえない、こだわりの桜餅をぜひチェックして!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階=甘の味/小布施堂Shinjuku、仙太郎、叶匠壽庵、鈴懸、茶の道/とらやにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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