2015.06.09
春と秋が旬! 新物キャビア「フレッシュキャッチ」は熟成が短く軽やかな味。おすすめの食べ方とは?
たとえば、果物でいえば早摘み、ワインでいえばボージョレ ヌーヴォーのように、新たなシーズンを迎えたばかりのキャビアは「フレッシュキャッチ」とも呼ばれ、世界中の食通たちを魅了していることをご存知ですか?
伊勢丹新宿店 本館地下1階にある専門店<キャビアハウス&プルニエ>に、グルメな手土産・ギフトとしてもおすすめなフレッシュキャッチのキャビアについて、その美味しさを教えてもらいました。
三越伊勢丹オンラインストアで<キャビアハウス&プルニエ>の商品を見る>>
【フレッシュキャッチとは?】チョウザメの卵を塩漬けし、短期間の熟成で出荷するキャビアのこと
フレッシュキャッチとは、春は3月後半から、秋は9月後半から収穫されたキャビアのこと。そもそもキャビアとは、チョウザメの卵を塩漬けにして熟成させ、独特の味わいを引き出した加工品です。フレッシュキャッチの場合、数週間の短い熟成期間を経て出荷されるため、熟成されたキャビアとは異なり、キャビアの軽さと素材そのものを味わえるのです。
レストランなどの飲食店でフレッシュキャッチを口にできるのは、だいたい6月半ばごろまでと、10月前半から11月末ごろまでです。
チョウザメが卵を自然に宿すことができる季節は、春と秋だけ
なぜフレッシュキャッチとは春と秋のシーズンなのか、その理由は2つあります。
1つの理由は、キャビアになる卵を宿すチョウザメを自然な状態で育てると、冬場は寒くて動かず夏場は暑さで夏バテし、活動が停滞してしまいます。そのため、自然と共にある伝統的な製造方法で、チョウザメが自然に卵を宿せる季節は春と秋になるというわけです。
もう1つの理由は、卵を熟成させるための処理のタイミングです。具体的には、チョウザメの卵は水洗いをして塩漬けにする作業は、気温に影響されるため、こちらも冬と夏は適していません。そのため、キャビアを収穫し、熟成できる季節は春先と秋口だけ。キャビアの貴重な味わいは、春と秋の限定のものなのです。
【フレッシュキャッチの味わい・食べ方】そのままで味わえるクリーミーな軽さを堪能できるキャビア
では、なぜフレッシュキャッチが食通たちを魅了するのでしょうか? それは熟成されたキャビアとは異なる、軽さと素材そのものを味わえるから。キャビアは卵を塩漬けにして熟成させ、独特の味わいを引き出す食材です。しかし熟成期間の短いフレッシュキャッチは、ライトな食感が魅力。飽きることなくいくらでも食べられてしまうほどなのです。
フレッシュキャッチならではの食べ方。まずはそのままで楽しむのがおすすめ!
おすすめの食べ方をご紹介しましょう。まずはフレッシュキャッチならではの軽い味わいそのままを楽しんでみてください。そのあと、スプーンにのせたキャビアにレモンを一滴だけ絞ると、フレッシュさはより引きたち口福感に浸ることができます。ブラックペッパーを少しだけかけても味がしまり、また別の味わいを堪能できますよ。
伊勢丹新宿店の専門店<キャビアハウス&プルニエ>ではイートインでも楽しめます!
このフレッシュキャッチ、伊勢丹新宿店の<キャビアハウス&プルニエ>で買えるほか、<カフェ プルニエ パリ>のイートインでも味わえるおすすめアイテムは「トラディション」と「パリ」。
特に「パリ」は、かつてフランスのボルドーで採取したキャビアを急送し、48時間以内にパリのプルニエレストランで食べていたという逸話を再現した、繊細な軽さが特徴的なひと品。その当時、パリの社交界の一角をなしていたレストランで楽しまれていたフレッシュな味わいをイメージし、開発された季節限定のキャビアです。
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※取り扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フレッシュマーケット、プラ ド エピスリー
本格熟成前のキャビア自身のフレッシュで繊細な味わい、この季節だけの贅沢な「旬」に触れて、新たなキャビアの魅力を探ってみましょう!グルメな方へのとっておきの手土産やギフトとしてもおすすめです。
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/キャビアハウス&プルニエ、プラ ド エピスリー/カフェ プルニエ パリにてお取扱いがございます。
一部の商品は、伊勢丹オンラインストアでもお買い求めいただけます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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