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2020.07.16

極上そうめんをお取り寄せ! 希少品種の国産小麦100%、小豆島の手延そうめん「はるゆたか」

はるゆたか

日本三大そうめんのひとつで、400年前から続く伝統製法を守る小豆島手延そうめん。その中でも、確かな味と品質で人気を集めるのが<島善>はるゆたかです。三越伊勢丹の宅配サービス「ISETAN DOOR」では、夏の定番品として人気のアイテムになっています。

今回は、こだわりの詰まったそうめん「はるゆたか」を製造・販売している協栄岡野の社長・岡野雅隆さんに、「はるゆたか」ならではの味わいや食感の秘密をうかがいました。よりおいしく食べるコツや簡単なアレンジレシピも紹介しているので、要チェックです!

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自然の旨みを凝縮! 小麦の香りと甘みを堪能できる「はるゆたか」

<島善>小豆島手延そうめん「はるゆたか」

<島善>小豆島手延そうめん「はるゆたか」(200g)540円(税込) ※販売期間:通年

厳選された原料を使い、小豆島の伝統製法でじっくり時間をかけて作られる「はるゆたか」。商品名の由来でもある国産小麦「ハルユタカ」を使った麺は、小麦本来の香りや甘みを感じられるのが特徴です。国内の小麦消費量はその9割を外国産が占め、そうめんに限らず、国産の小麦を使った麺はわずかだとか。

特に「ハルユタカ」は生産が難しく、存続が危ぶまれたこともある希少品種です。製粉や製麺の手間も桁違いだそうですが、それでも「おいしいそうめんを作りたい」という一心で、小麦は「ハルユタカ」100%使用にこだわっていると言います。

「香りを楽しめるだけでなく、『ハルユタカ』は良質なタンパク質を豊富に含むので、コシも強く、のどごしもいいんです。手延べ製法で作ることで麺の弾力がより強くなり、ぶっかけやにゅうめんにしても伸びにくくおいしく食べられます」

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幻と呼ばれた小麦「ハルユタカ」でしか作れないおいしさがある

小麦

希少な小麦「ハルユタカ」は国産小麦のわずか1%未満しか作られていません。栽培が難しいことから作り手が激減し、一度は消滅しかけたことも。

それでも消費者や食のプロたちから高い評価を得ていたこの品種を絶やすわけにはいかないと、北海道・江別町の人たちが試行錯誤を繰り返し「初冬蒔き」という栽培方法を採用したことで、今日まで残すことができたそうです。

「小麦は品種改良が繰り返されるので、単一品種の小麦は10年くらいで消えてしまうのが普通。1985年に生まれた『ハルユタカ』が今も残っているのは奇跡的といえます。私たちも『ハルユタカ』を大切に使い続けることで、生産者と一緒にその存続を支えていると自負しています」

人々の熱い想いが「ハルユタカ」を守り、強いコシ、なめらかさ、のどごし、香り、旨みのある麺を生み出しているのです。さらに、製麺に不可欠な塩や油にもこだわります。

「塩は、良質な天日塩を原料とし、塩辛さを抑えまろやかな旨みを引き出した『鳴門のあらじお』。油は、小麦本来の味を楽しめるよう、無臭で透明な太白ごま油を使います。ごま油は小豆島の手延べ製法の特徴のひとつですが、酸化が遅いので、そうめんを長持ちさせる効果があるといわれています」

400年の歴史を受け継ぐ職人の技が、コシをより強く

作業風景

一方で、小豆島に伝わる手延べ製法の特徴は、伸ばす工程と熟成とを繰り返し、約30時間もの長い時間をかけて直径1mm程度の細い麺を作り出していくこと。熟成の時間をたっぷり取ることで、小麦のタンパク質の中にあるグルテンが結びつき、切れることなく細く長い麺になるのだそうです。

「そばなどの『手打ち』は360度全方向に伸ばしていきますが、『手延べ』は徐々に縦方向に伸ばしていきます。実は伸ばしていく中で縄のように数本の麺をより合わせて1本にしているので、よりコシの強い麺になるんです」

そうめんをもっとおいしく食べるコツは「水」!

そうめん作りへの情熱とこだわりを知ると、その味を最善の状態で楽しみ尽くしたい気持ちになります。最後に、岡野さんにおいしく食べるためのポイントとレシピを聞きました。

【そうめんをゆでる時のポイント】

① 沸騰しそうになっても差し水はNG

「差し水で一度温度が下がると味が落ちてしまいます。火の調節で吹きこぼれを防ぐようにしてみてください」

②冷水でしっかりしめる

「ゆであがった後はしっかり冷水でしめてください。ちょっとゆですぎたかな、と思っても冷水でしめれば弾力のある麺になります。温かいつゆに入れて食べる場合も、一度しっかり冷水でしめるのがおいしく食べるポイントです」

「あとは、お好みの薬味やトッピングで楽しんでもらえればOKですが、『はるゆたか』を食べるときには、最初のひと口は、ぜひ何もつけずに食べて小麦の甘みと香りを感じてほしいです」

レシピ①「サケ缶」で簡単! 鮭とクリームチーズそうめん

鮭とクリームチーズそうめん

<材料(2人分)>

そうめん…4束、クリームチーズ…70〜100g、鮭缶…1缶(150〜200g)、めんつゆ…大さじ2、ケッパー・紫キャベツスプラウトなど好みの野菜や薬味…各適量

<作り方>

  1. ボウルに5mm角に切ったクリームチーズを入れてめんつゆを入れ、鮭を缶汁ごと加えて混ぜ合わせる。
  2. そうめんをたっぷりのお湯で1分30秒ゆで、冷水でしめてよく水気をきる。
  3. 12を加えて和える。器に盛り、ケッパーや紫キャベツスプラウトなどを散らす。

レシピ②「ホタテ缶」でおしゃれに! ホタテと明太子のオーロラソースそうめん

ホタテと明太子のオーロラソース

<材料(2人分)>

そうめん…4束、ホタテ缶…1缶(70g〜100g)、マヨネーズ…大さじ3〜4、明太子…100g、青じそ・黒ごまなど好みの薬味…各適量

<作り方>

  1. ボウルにホタテを缶汁ごと入れ、ほぐした明太子、マヨネーズを加えて混ぜる。
  2. 青じそはせん切りにする。
  3. そうめんをたっぷりのお湯で1分30秒ゆで、冷水でしめてよく水気をきる。
  4. 13を加えて和える。器に盛り、2をのせて好みでごまをふる。

原料の生産から麺の製造まで、手間ひまかけて丁寧に作られる「はるゆたか」。一度食べたらリピートしたくなること間違いなしです。アレンジレシピも簡単に実践できるので、この夏、ぜひ試してみては?

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「ISETAN DOOR」で<島善>はるゆたかが家に届く!

ISETANDOORロゴ

今回紹介したアイテムは三越伊勢丹の宅配サービス「ISETAN DOOR」で購入可能です。

※数量に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。
※ISETAN DOORは定期会員サービスですので会員登録をお願いいたします。

文:ケイ・ライターズクラブ

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品はISETANDOOR三越伊勢丹オンラインストアにてお取り扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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