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2020.06.20

<ジャン=ポール・エヴァン>のチョコレート。無二のおいしさの秘密とは?

<ジャン=ポール・エヴァン>カライブ、サフィル、トロワ オランジュのイメージ

1988年にパリで創業した<ジャン=ポール・エヴァン>。完璧と洗練を求め続けるショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァンが生み出すショコラは、ひと口食べただけでわかるその鮮烈なおいしさが何よりの魅力です。

今回はスイーツファンを虜にし続けるチョコレートブランド、<ジャン=ポール・エヴァン>の唯一無二のショコラの秘密に迫ります。

<ジャン=ポール・エヴァン>の商品についてはこちら>>

チョコレートの魔術師。ジャン=ポール・エヴァンって?

ジャン=ポール・エヴァン氏チョコレートの魔術師”、ジャン=ポール・エヴァン。MOF(フランス国家最優秀職人章)をはじめ、数々の栄誉に輝く世界的ショコラティエです。

フランス・ブルターニュ地方で育ったエヴァン氏。幼い頃、父親が営む果樹園で採れた果物を使ってタルトを作ったところ、家族がとても喜んだことがきっかけでお菓子の持つ力に魅了され、パティシエの道を歩むことになったといいます。

24歳のときにホテル・ニッコー・ド・パリでジョエル・ロブション氏の元で働き、腕に磨きをかけたエヴァン氏は、後にリュシアン・ペルティエ氏のブランドの東京店を任され、約1年間日本に勤務。

さらに空手を嗜むなど、日本との縁が深いことでも知られています。2002年、伊勢丹新宿店に日本1号店をオープンした後、フランスの食文化が日本で受け入れられたことを実感した氏は、より日本への愛情を深くしたのだとか。

エヴァン氏が“最も日本人らしさを持つフランス人パティシエ”と称され、日本人にも人気の高いブランドである理由は、そんな彼の経歴にもあるのかもしれません。

原料、製法へのこだわりが、唯一無二の味わいの秘密

チョコレートの製造過程

<ジャン=ポール・エヴァン>の代名詞ともいえるショコラ。食べた人を虜にするその魔法のような味わいは、エヴァン氏のショコラへの深い愛情と、強いこだわりから生まれています。

原材料のカカオ豆は自らテイスティングを行い、厳しく選定。タブレットに使用する豆はブレンドして目指す風味を実現するなど、世界的クリエイターとなった今なお、職人として日々の積み重ねを続けられているというから、驚きです。

卵やアーモンドなどお菓子に使うすべての素材もチェックし、乳製品にいたっては、牛が草を食べる量によって牛乳やバターの味が変わることまで意識して季節によってその産地を変えるという徹底ぶり。

“最上のものを届けるために”、あらゆる工程において、エヴァン氏の厳しい目が注がれていることが、おいしいショコラを生み出している最大の秘密と言えそうです。

シーズンごとのユニークなクリエイションにも注目!

ピエスモンテを作るエヴァン氏

<ジャン=ポール・エヴァン>といえば、デザイナーのように毎年テーマを選び、コレクションを展開されていることも見逃せません。

そのときどきのエヴァン氏の興味に加え、時事性も織り交ぜています。たとえば2019-2020年のテーマは「LE BONHEUR EST DANS LE PRE….et dans la nature(幸せは草原の中に…自然とともに)」ですが、これは環境へのリスペクトの意味が込められています。

作品は、「ときに皮肉とユーモアを交えて」作り上げるというエヴァン氏。アールデコ調のティーセットを模したイースターのコレクション「ANNEES TRENTE(30年代)」(2017-2018年)、ビュッシュ・ド・ノエルにパリの風景をあしらった「Best of(ベスト オブ)」(2013-2014年)など、数々の印象深いクリエイションに、その遊び心が見てとれます。それを追いかけるのも、ファンにとっては楽しみのひとつです。

<ジャン=ポール・エヴァン>といえばこれ! 指名買いしたいボンボンショコラ3種

<ジャン=ポール・エヴァン>カライブ、サフィル、トロワ オランジュ

<ジャン=ポール・エヴァン>1:カライブ(1個)346円(税込)、2:サフィル(1個)346円(税込)、3:トロワ オランジュ(1個)346円(税込) ※販売期間:通年

ブランドを知る上で、やはりボンボンショコラは外せません。ひと口サイズのチョコレートは伊勢丹新宿店店頭に常時30種以上が並び、定番の人気アイテムとなっています。

ボンボンガナッシュに使われるプラリネは甘さ控えめで、強いアロマが特徴。香り、口どけ、味わいとまさに五感をフルに使って、ひと粒のショコラが生み出す豊かな時間を楽しむことができます。

種類が多いだけに、店頭に行くとどれを選べばいいか目移りしてしまう……という方に、数あるボンボンショコラの中でも、まず食べるべきブランドいち押しの3種、「カライブ」「サフィル」「トロワ オランジュ」を紹介します。

「カライブ」は上質なカカオの味わいが楽しめるビターチョコレートガナッシュ。「サフィル」にはふわりと香るアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネが使用されており、パリパリとした食感も楽しめます。

「トロワ オランジュ」は華やかなオレンジの風味が特徴。とろけるような口どけのビターチョコレートガナッシュと相性抜群です。まずはこの3種から、ぜひ指名買いを!

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

まさにショコラの宝石「ボンボン ショコラ 9個」

<ジャン=ポール・エヴァン>ボンボン ショコラ 9個

<ジャン=ポール・エヴァン>ボンボン ショコラ 9個 3,435円(税込) ※販売期間:通年

こだわりのボンボンショコラを、詰め合わせで楽しむならこちら。カカオの風味豊かなガナッシュや、ナッツの香ばしい味わいを満喫できるプラリネと、定番の味がひとしきり楽しめます。高級感漂う品のあるパッケージは、贈り物としても喜ばれること間違いなしです。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

見た目も華やかな「ボワットゥ プティ パレ」

<ジャン=ポール・エヴァン>ボワットゥ プティ パレ 12枚入

<ジャン=ポール・エヴァン>ボワットゥ プティ パレ 12枚入 2,480円(税込) ※販売期間:通年

カカオの新鮮な香りと味わいが長く楽しめる、個包装タイプの「パレショコラ」。口どけのよいショコラに、アーモンドや砕いたカカオ豆などが散りばめられており、見た目にも美しく華やかです。

ヴェネズエラ産のカカオ70%を使用したビターチョコレート「ブリスール」や、砕いたカカオ豆をトッピングした「ノワール パユテ」など、個性豊かな4つの味わいを楽しむことができます。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

“チョコレートの魔術師”の名の通り、とことんこだわり抜いて作られる<ジャン=ポール・エヴァン>のショコラ。小さなひと粒の中に、その魔法がギュッと詰まっているのです。

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撮影:菅井淳子(1枚目、5枚目)
文:西島恵

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は伊勢丹新宿店本館地下1階=グラン アルチザン/ジャン=ポール・エヴァンにてお取り扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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