かまぼこも、ちくわも人工添加物不使用！ 出雲の老舗＜別所蒲鉾＞のこだわり

島根県出雲市大社町で三代にわたりかまぼこ店を営む＜別所蒲鉾＞。出雲大社にも奉納されるというかまぼこ「出雲神話」とトビウオの風味が味わえる「あご入りちくわ」が三越伊勢丹の宅配サービス「ISETAN DOOR」に登場します。

「ISETAN DOOR」では2020年2月20日（木）〜3月4日（水）に、山陰地方の名品がお取り寄せできる「山陰フェア」を開催。今回ご紹介する「出雲神話」「あご入りちくわ」は、フェア中に登場する期間限定アイテムです。

＜別所蒲鉾＞が無リンすり身で作るかまぼこやちくわは、薄味仕立てなのに、とにかく旨みが濃厚！ そのままで食べるのはもちろん、だしを楽しむ料理でも活躍します。

人工添加物を使用していない点も、健康を気遣う方に好評です。そんなかまぼことちくわを作る＜別所蒲鉾＞の営業本部長、伊藤寛悦さんに、人工添加物不使用への想いや素材・商品作りのこだわりをうかがいました。

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山陰の海の幸を人工添加物不使用の練り物に！ 出雲の＜別所蒲鉾＞

出雲大社にほど近い出雲市大社町に店を構え、今年で創業86年になる＜別所蒲鉾＞。出張料理人だった初代が、冠婚葬祭などで練り物を振る舞っていたことが、店のルーツだそうです。現在は人工添加物不使用の練り製品の製造を中心に行っています。

人工添加物不使用へのこだわりは、約30年前、3代目となる現社長の竹並一人さんが、自身の子どもの健康を考えたことがきっかけだったとか。

「いざ人工添加物不使用のかまぼこを作ろうと思っても、当時はほとんどの原料にすでに人工添加物が入っていたんです。調味料やだしに至るまですべてを実現するために、さまざまなところへ直接お願いに回りました。いまでは＜別所蒲鉾＞のすべての商品が人工添加物不使用ですが、ひとつの商品を開発するのに5年もの年月がかかったんです」

＜別所蒲鉾＞の商品は、保存料を使用しないため、魚本来の旨みや食感が存分に味わえるのが特徴です。地元・島根県でも食育の一環として地元の学校給食に提供されているほかは、一般の店ではほとんど流通はしていないそう。知る人ぞ知る人気商品となっています。

無リンすり身で作るグルテンフリーのかまぼこ「出雲神話」

そんな＜別所蒲鉾＞の看板商品「出雲神話」は、出雲大社にも奉納される由緒あるかまぼこです。地元産の魚をふんだんに使い、保存料、うま味調味料の人工添加物を使用していないだけでなく、実は片栗粉や小麦、卵白を使わないグルテンフリーにもこだわった逸品。

噛むと魚の旨みがあふれ出し、ひと切れでも充分に存在感があります。さらに特徴的なのがその食感。一般的なかまぼこに比べて段違いの弾力があり、食べごたえも抜群です！

「素材の9割が魚肉で、砂糖やみりん、かつお・昆布だしなどの味付けは薄めにとどめているので、魚本来の旨みがシンプルに楽しめます」

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旬のトビウオの旨みを凝縮！ 香ばしい「あご入りちくわ」

「あご入りちくわ」は、山陰産のトビウオを使い、人工添加物不使用で仕上げた＜別所蒲鉾＞自慢のちくわです。トビウオは産卵前の脂がのっている時期のもののみを使用。

焼き棒につけて丁寧に焼く過程で余分な脂が落ちているので、雑味や脂っぽさをおさえ、ひと口かじると、香ばしさとともにトビウオ自体の濃厚な旨みがじわっとあふれ出てきます。

※取扱い：ISETAN DOOR

なかなか手に入らない＜別所蒲鉾＞のこだわりの練り物。一度食べるとその強い魚の風味に驚くはず。ぜひお取り寄せしてみてください。

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