2019.03.26
スイーツ好きが注目するブランド<Megan – bar & pâtisserie>のTOKYO SWEETSを食べなくちゃ!
今、スイーツ好きの間で話題になっているパティスリーがあるのをご存知ですか? その名も<Megan – bar & pâtisserie(ミーガン バー&パティスリー)>(以下、<ミーガン>)。
渋谷の東急東横線跡地にできた「渋谷ブリッジ」にあるショップで、パティスリーラボとバーカウンターを併設した店内では、朝食、ランチ、ディナーからバータイムまで、あらゆる時間帯に食事やドリンクを提供。もちろん、スイーツはテーブルでもテイクアウトでも楽しむことができます。
渋谷川沿いの遊歩道の先にある「渋谷ブリッジ」は、店舗やオフィスのほか、保育所やホテルを備えた複合施設で、渋谷周辺に新たなカルチャーを提案する場所として今、注目を集めています。
<ミーガン>は、その中の「MUSTARD HOTEL」の1階に2018年の10月にオープンしました。レストランスペースにつながるパティスリーのショーケースには、生菓子や焼き菓子、コンフィズリーが並びます。
「トラディショナル、モダン、シンプル」をコンセプトに掲げる<ミーガン>のスイーツは、どこか懐かしさをたたえながらも、すっきりしたデザインの潔さの中に「今」のムードを感じさせてくれます。どこかで食べたことがあるような、それでいて新しいような……。
「<ミーガン>のスイーツは、『今の東京』を表現するものであってほしいと思っています」と語るのは、<ミーガン>のコンセプトづくりに携わり、メニュー開発のアドバイザーであるTangentes(タンジェント)の後藤裕一さんです。
メニューはもちろん、内装からショーケース、パッケージに至るまで、「今」を、そして「東京」を感じてもらえるように考えているのだと言います。
フレンチレストランのシェフ・パティシエを務めた後、料理人である友人と一緒に東京・代々木八幡にレストラン「PATH」をオープンした後藤さん。店はたちまち人気店となり、朝食からバータイムまで、さまざまなタイプのフードやドリンクを提供するという業態は、新しい飲食店スタイルとして注目を集めます。
「フランスで修行していた時に、まわりのみんなが職人としてのプライドをしっかり持ちながら自然体で仕事を楽しんでいることに感銘を受けたんです。それで、料理人である友人とタッグを組んで、自分たち“らしさ”を表現できる店を作りました」
“今、ここで、自分たちだからできること”を求める後藤さんは昨年、新たなプロジェクトを立ち上げ、ホテルのシェフパティシエだった仲間の仲村和浩さんとともに「Tangentes(タンジェント)」というユニットを作ってコンサルティングやメニュー開発なども手掛けています。そのひとつが、<ミーガン>なのです。
「ここでは、『現場』を大切にしたいと思っています。スタッフには、シェフが作ったレシピを忠実に再現するのではなく、その日の温度や気候などを感じながら自主性を持って仕事をしてほしい。日々現場にいると、いろいろなことに気が付きます。そんななかで、フルーツの状態が違うときはレシピを少し調整したり、思いがけずひらめいた新しい味の組み合わせが絶妙だったり。そうやってこそ新しいものが生まれてくるのです」
店内にはラボがあり、そこで日々若いスタッフが製作に携わっているといいます。実は、そんな「現場」から、<ミーガン>のシグネチャー・スイーツが生まれたのだとか!
それがこちらの「トレスレチェ」。「『トレスレチェ』はメキシコのお菓子で、スペイン語で3つのミルク、という意味です。通常は、生クリーム、コンデンスミルク、エバミルクを使うのですが、現場のスタッフから、ココナッツミルクを使うというアイデアが出て、作ってみたらとってもおいしい。これこそTOKYO SWEETSだ! と思って採用しました」
現場に自主性を持たせたからこそ生まれた<ミーガン>発のTOKYO SWEETS。そのお味はというと……。
生地とクリームが溶け合って、まるでとろけるような食感。ココナッツミルクは決して主張せず、それでいてさりげなくクリームの味わいに深みを与えています。初めて食べるお菓子なのにどこか懐かしく、遠い甘い記憶がよみがえってくるような、何とも言えない味。これはぜひ、食べてみなくては!
通常、<ミーガン>では、カットしたサイズのものを提供していますが、伊勢丹新宿店では、この期間だけの限定でホールサイズとハーフサイズを販売予定。ふわふわのケーキを好きな大きさにカットして食べる幸せを、かみしめることができますよ。
ほかにももちろん、生ケーキや焼き菓子、それに「一粒でデザートを食べたような満足感がある」という噂のパート・ド・フリュイなどもそろいます。
店名の「Megan(ミーガン)」は、「誰でもない、誰かの名前」というコンセプトでつけた名前なのだとか。そのコンセプトをお菓子で表す、「出合ったことがあるような、でも初めて経験する味」。身近にありながらいつも新鮮さを提案する<ミーガン>のスイーツは、きっと食べる人に新しい発見をさせてくれるはず。この機会に、東京のトレンドスイーツをぜひ食べてみて!
※取扱い:伊勢丹新宿店
Megan – bar & pâtisserie
ミーガン バー&パティスリー
150-0011 東京都渋谷区東1-29-3 渋谷ブリッジB-1F
03-5962-7648
http://megan.jp/
催物のご案内/商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、2019年3月27日(水)から4月16日(火)まで、伊勢丹新宿店本館地下1階=トレンドスイーツにて、お取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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