伊勢丹新宿店で売れているシリアル5選。紅茶、きなこ、いちじくまで！

食物繊維が豊富でビタミン、ミネラルが手軽にとれるとあって大人気の、グラノーラやコーンフレークなどのシリアル。最近、ますます種類が豊富になっています。そこで今回は、伊勢丹新宿店で売れているシリアルを、缶詰や調味料を扱うコーナー・シェフズセレクション担当の田中大介さんに教えてもらいました。

「今回ご紹介するシリアルは、有機栽培認定のＪＡＳマークがついたものや素材を国産のみにこだわって作っているものが大半。美味しいことはもちろんですが、安心して食べていただけるものに人気が集まっています。その中でも特におすすめの5点をご紹介します。紅茶の茶葉や黒豆ときなこ、ドライイチジクなど、ちょっと変わった素材にも注目してみてください」

１）紅茶の香りが際立ち、具だくさんでリッチな味わい

＜日本食品製造＞アールグレイ風味のオーツ麦と大麦のグラノーラ

オーツ麦や大麦をはじめ11種類もの具材がバランスよく入ったリッチな取り合わせ。全体にアールグレイの茶葉の香りをしっかりとつけてあるので、香りの豊かさもひとしおです。麦類はオーブンでしっかりと焼いてから、ドライフルーツやナッツを加えているのでカリッとした食感が楽しめます。

【おすすめの食べ方】

「ミルクをかけると紅茶の茶葉が溶けてミルクティーのような味わいに。風味と甘みが驚くほどアップして、口当たりもまろやかでやさしい味わいになりますよ」

 

２）黒豆、ピーナッツがごろごろ入ったどっしり食感

＜ぐらんふぁーむ＞安曇野黒豆 きなこ＆ごま

長野県のメーカーが作る、和テイストのグラノーラ。大きな黒豆とピーナッツがたっぷり！ さらにきなこ、ごま、豆乳に加えて、ほのかな甘みのきび糖が入っています。それらすべてを国産にこだわっているのがポイントです。素材それぞれがしっかりとした味とボリュームなので、おなかにも溜まり食べごたえも十分。初心者向けというより、どちらかというといろいろなグラノーラを食べ慣れた、ツウ向きの一品です。

【おすすめの食べ方】

「意外に思えますが、カフェオレを注いで食べるとよく合うんです。黒豆やピーナッツ、ごまの香ばしさとコーヒーの苦みが絶妙にマッチします。クセになる味なので、試してみてください」

 

３）イチジクの果肉が入ったフランス産グラノーラ

＜エルサンク・ジャポン＞有機イチジククランチ

ブロック状になった麦やライスパフに有機栽培のドライイチジクとりんごが入ったグラノーラ。カロリーバーを砕いた感じでボロボロ、ザクザクとした食感です。甘酸っぱいイチジクに酸味のあるりんごが、麦やライフパフの素朴な味を引き立てています。そのまま食べるよりも、ヨーグルトやはちみつなどをかけて食べるのがおすすめ。

【おすすめの食べ方】

「色の濃いしっかり味のメープルシロップやジャムと合わせると、全体のバランスがよく美味しいです。メーカーさんのおすすめは、パンやケーキの生地に混ぜ込んで焼く食べ方です」

 

４）ベビーフードにも選ばれる、高品質フレーク

＜日本食品製造＞プレミアムコーンフレーク 最上質プレーン

「毎日食べるものだからこそ素材にこだわった」という高品質のフレーク。有機とうもろこしや有機砂糖、赤穂の天然塩のみという、シンプルな原材料だけで作っているので、ベビーフードとしても安心です。塩味も甘みもほのかに感じるかどうか程度の控えめな味つけで、とうもろこしのうまみを引き立たせています。カリッとした焼き上がりで飽きのこない味わい。リピーターも多く、外国の方にも人気です。

【おすすめの食べ方】

「コーンフレークのみなので、ドライフルーツミックスやナッツなどを加えると、栄養バランスも良くなるのでおすすめです。とにかくシンプルなのでどんな食材と合わせても大丈夫。ミルクに浸してやわらかくし、離乳食にも好評です」

 

５）りんご風味の軽い食感は、食欲のないときにも

＜日本食品製造＞玄米フレーク てんさい糖とほんのり林檎の味

袋を開けると、ふわっとりんごの香りが漂います。具材は玄米フレークのみ。フレーク全体をてんさい糖でコーティングし、青森県産のりんごジュースを味付けてあるだけ。ほかに余計なものはなく、いたってシンプルな味です。ぽん菓子のようにシャリシャリとした軽い食感なので、小腹が空いたときにピッタリ。すべて国産の原材料のみなので、子どものおやつにも安心です。

【おすすめの食べ方】

「やさしい味でどんな食材やシロップとも喧嘩しません。フルーツやドライフルーツ、ナッツなど、トッピングするだけで美味しく食べられます。アイスクリームと合わせると、ほどよく溶けたクリームがフレークと混ざり合い、ひと味違った口当たりになりますよ」

 

「伊勢丹新宿店は外国の方が多く来店されるため、以前からシリアルの問い合わせは多かったのですが、最近では日本の方の問い合わせも増えてきました。メーカーさんも有機栽培など素材にこだわったり、定番以外の新しい味の開発に力を入れたりしているため、種類も豊富になりました。今後、コーナーを大きくしてお客さまのニーズにあった商品をさらに充実させていく予定です。楽しみにしていてください」

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