Foodie(フーディー)は、三越伊勢丹グループが運営する食のメディアです。

2017.11.01

知ってた? 福井県では水羊羹(ようかん)は冬が旬です。人気のアイテムをご紹介

えがわの水羊かん

水ようかんの季節といえば? 46都道府県が「夏」と答えるなか、唯一「冬こそ真の旬!」と独自路線を貫いている県があります。そう、福井県です。

真冬、こたつに当たりながら、薄い箱に流された一枚板の水ようかんをいただくのが福井流。その材料には黒糖が使われるのが基本で、コクがあるのに甘さは控えめ。水分多めのプルプル食感が特徴です。

そして、ブランドごとに個性が異なるのも魅力のひとつ。注目の冬水ようかんをピックアップしました!

▼最新記事もチェック!
2021年日本橋三越に福井の水ようかんが大集合する記事はこちら>>

※2021年10月時点、販売期間を更新しております。

福井県民のスタンダードはこれ。<えがわ>

えがわの水羊かん

<えがわ>水羊かん(1枚) 540円(税込) 販売期間(予定):2021年11月3日(水)~2022年1月31日(月) ※水曜日と日曜日のみ入荷

福井の水ようかんを語るなら、絶対に外せないのが<えがわ>。創業76年の歴史を持つ同店は、昭和30年ごろ和菓子店から現在の水ようかん専門店に移行。以来、地元でのローカルCMや飛行機を使った宣伝などの効果もあって、毎年冬になると県内のスーパーの店頭にも並ぶ、福井のスタンダードとなりました。黒糖のほかにざらめ糖を使った水ようかんは、あっさりとした味わい。ひとりで1枚丸ごと食べてしまうという人も続出する人気の水ようかんです。

洋菓子店による異色の水ようかん。<シュトラウス金進堂>

シュトラウス金進堂の越前名産 水羊かん

<シュトラウス金進堂>越前名産 水羊かん(1枚) 540円(税込) 販売期間(予定):2021年11月3日(水)~2022年1月31日(月) ※水曜日と日曜日のみ入荷

ウィーン菓子の専門店ながら、冬水ようかんを手がける異色の洋菓子店<シュトラウス金進堂>。一般的な冬水ようかんのセオリーに反し、黒糖を使わずに三温糖で仕上げるという、個性派です。黒糖特有のコクの主張がないため、優しい甘さでスッキリとした口当たり。みずみずしくやわらかな食感もたまりません。

どっしり重厚、後味さっぱり。<西勘堂>

西勘堂の冬の水ようかん

<西勘堂>冬の水ようかん(1枚) 331円(税込)
※現在、お取り扱いがございません

和菓子のみならず、洋菓子まで手がける<西勘堂>。自社で炊いた小豆を練り上げ、そのあんを水ようかんに仕上げました。素朴で心なごむパッケージに相応しい、どこかノスタルジックな味わいです。黒糖の風味は、ほんのり香る程度に抑えられ甘さも控え目。

奥ゆかしい甘さと、潔い後味。<お菓子処丸岡家>

お菓子処丸岡家の福井の冬菓子水ようかん

<お菓子処丸岡家>福井の冬菓子水ようかん(1枚) 540円(税込) 販売期間:2022年1月12日(水)~18日(火) ※催事出店

総じて甘さ控えめな冬水ようかんのなかでも、特に奥ゆかしく上品な味わいで地元で愛されるのが、<お菓子処丸岡家>の「福井の冬菓子水ようかん」。上白糖と合わせて使用される黒糖は波照間産のもの。口のなかで黒糖の風味をしっかりアピールしながらも、スッと引いていく後味。その心地よさに創業85年という老舗和菓子店の歴史を感じる味わいです。

スッキリ品のある甘み。<菓子処 阿んま屋>

菓子処 阿んま屋の丁稚ようかん

<菓子処 阿んま屋>丁稚ようかん(1枚) 540円(税込) 販売期間:2022年1月12日(水)~18日(火) ※催事出店

鮮やかな朱色のパッケージが目を引く「丁稚ようかん」。丁稚ようかんとは、福井の冬水ようかんの別名。江戸時代奉公に出ていた丁稚が里帰り土産にしたため、この名前が付いたという説があります。水ようかんは、北海道産の良質な小豆を使った自家製あんで、やや淡めの色合い。スッキリと品のある甘み、食感はやわらかめで、隠し味に塩を効かせています。

ぶ厚めなのに、口当たりなめらか。<御菓子司 大黒屋>

御菓子司 大黒屋の越前 水ようかん

<御菓子司 大黒屋>越前 水ようかん(1枚) 518円(税込)
※現在、お取り扱いがございません

<御菓子司 大黒屋>は、江戸時代創業の老舗和菓子店。水ようかんの季節になると、毎朝あんを炊いて、出来立てを販売することにこだわっているそう。福井の水ようかんとしては厚みがありながらも、なめらかな食感でつるりとしたのどごし。黒糖の風味が豊かに広がります。

福井の水羊羹のイメージ

話のタネにも、一度は食べておきたい福井の冬水ようかん。気になった人は、ぜひ見逃さないで!

▼最新記事もチェック!
2021年日本橋三越に福井の水ようかんが大集合する記事はこちら>>

文: 斉藤彰子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

※2021年10月25日(月)17:30 一部商品の販売予定期間を更新いたしました。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、<えがわ><久保田><金進堂>は伊勢丹新宿店本館地下1階=名匠銘菓にて、毎週水曜日、日曜日のみ入荷がございます。また、2022年1月12日(水)~18日(火)は伊勢丹新宿店本館地下1階=今め菓子にて催事出店がございます。
<お菓子処丸岡家><菓子処 阿んま屋>は2022年1月12日(水)~18日(火)に伊勢丹新宿店本館地下1階=今め菓子にて催事出店がございます。
※数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

FOODIE 占い

人気のカテゴリー

閉じる