2017.08.21
一度は食べてみてほしい! 完売必至な伊勢丹ホルモンがすごすぎた!
完全に盲点でした……! まさか伊勢丹で生のホルモンが買えるなんて。
販売されるのは週末。数量も限りがあるので、早い者勝ちだそう。
「リピーターの予約だけで埋まってしまう部位も」(伊勢丹新宿店<I’S MEAT SELECTION>高山正一副店長)という、知る人ぞ知る伊勢丹ホルモンの実力とは!?
I’S MEAT SELECTIONのホルモン
ホルモンがどこで買えるかというと、伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケットの精肉店<I’S MEAT SELECTION>。全国から厳選されし超一流ブランド肉が並ぶ店頭ショーケースの一角に金・土曜日のみ限定でホルモンコーナーが現れ、あっという間に売り切れていくのだとか。
「鹿児島県・宮崎県のものを中心に、九州産の黒毛和牛の生ホルモンを販売しています。特徴としては、やはり黒毛和牛のものなので、ホルモンであるにも関わらず脂がたっぷりのっていること。鮮度がいいので、臭みが少ないということです」
販売される部位は、タン、ハラミ、レバー、大腸、小腸、ミノ、赤センマイ、テールの8種類。
一番人気はタン! ですが、入荷量が非常に少なく、毎回数週間後まで予約で埋まってしまうほどの人気ぶりとのことで取材を泣く泣く断念。小腸、レバー、ハラミ、赤センマイというタンに負けず劣らず人気の4種を紹介します。
【小腸】 ジューシーで濃厚な脂の甘み!
焼肉はもちろん、モツ鍋にも欠かせない小腸。プリッとした脂身の質が命の部位です。
「白っぽい部分が脂身です。うちの小腸は身の半分以上が脂で、濃厚な甘みがあります。トロトロの脂とは反対に、モツの部分の歯応えがしっかりしているのが鮮度のいい証です」
口のなかでアツアツの脂身の部分がはじけた瞬間、濃厚な甘みが広がります。これはビールがぐいぐい進むこと間違いなし!
【ハラミ】適度な霜降り! これを食べずしてハラミを語るなかれ
正肉のような見た目と味わいながらその実、牛の横隔膜という意外性で人気の部位ハラミ。
「うちで扱っているのは適度に霜降りなので、やわらかさが違います。正確にはハラミと、より希少とされる部位サガリ(横隔膜のさらに腰側)を混ぜて販売しているのですが、サガリの方は全部スジを取るという下処理を施しています。毎週約2kg入荷しますが、みなさま300~400gを予約の上まとめ買いしていかれるので、なかなか店頭に並ばないんです……」
その希少なハラミをありがたくいただくと、まず驚くのがそのやわらかさ。味わいはカルビを思わせる甘みがあり、臭みは一切感じません。リピーターが多く、2kg買い占める人も少なくないそうなので、要予約です!
【レバー】濃厚でプリプリ。圧巻のレバー!
好きな人にはたまらないレバーですが、店で食べると当たり・外れは五分五分の印象。ハラミですでにハードルが上がりまくった伊勢丹のレバーの実力やいかに?
「角がしっかり立っているのが、鮮度がいい証拠です。こちらもまずは漬けこまず、焼いたら塩・コショウでそのまま食べていただきたいですね。レバーが苦手な人も気にならないほど臭みがなく、濃厚でプリプリの食感をぜひ味わってください」
個人的に今回のなかでもイチオシなのが、このレバー。歯でプリッと切れる瞬間、ねっとりと舌にまとわりつく濃厚さ、まろやかな甘みがたまりません。
【赤センマイ】 噛み切る食感が楽しい肉厚センマイ
焼肉店で見かけるのはペラペラした印象ですが、実はどっしりと肉厚なのがよいセンマイの証。牛の第3胃です。
「若干ぬめりがありますが、それもセンマイの魅力なので、そこをあえて残しています。肉厚でしっかりした歯応えを楽しんでほしいですが、切って焼いても。煮込みにしても美味しいですよ」
ギュッギュッと噛み切る食感はこれぞホルモン。ここにも脂がしっかりのっていて、甘みを感じます。
「まずはどれもシンプルに塩・コショウで焼いて、肉そのものの味を感じてください。また家庭で焼く際はフライパンを使うことがほとんどだと思いますが、肉に脂があるので、油は引かないのがおすすめです」
伊勢丹ホルモンの実力、恐れ入りました!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/I’S MEAT SELECTIONにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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