2017.07.21
空気より軽い!? ドミニクアンセルベーカリーの「空飛ぶケーキ」
お店の中でゆらゆらふわふわ。浮かんでいるのは透明の風船! その中に入っているのはなんとシフォンケーキです。
ニューヨーク発のニュージェネレーションベーカリーとしてその名を馳せている<ドミニクアンセルベーカリー>の遊び心がつまったアイテム「空飛ぶケーキ」。一体どうして風船の中にケーキを入れたのでしょう?
「楽しい記憶」を形にしたら、ケーキ入りの風船に!?
空飛ぶケーキは、銀座三越に<ドミニクアンセルベーカリー>がオープンする時に生まれたものなんだそう。
「商品開発の際、『昔の思い出』にリンクするような商品を作りたいねという意見が挙がったんです。子供の頃、風船をもらうと嬉しかったという記憶が誰にでもあると思いますが、『じゃあ風船の中にお菓子が入っていたら楽しいんじゃない?』という発想になったのです」と教えてくれたのは、<ドミニクアンセルベーカリー>のアシスタントマネージャー、荒川詩歩さん。
ところが、小さな焼き菓子やチョコレートなど実際にお菓子を入れてみると、風船が浮かばない。そこでたどり着いたのがシフォンケーキだったそうです。風船の中に入れてもきちんと浮かぶ軽さを実現するために試行錯誤をくりかえし、ようやくたどりついたのが今の形なんだそう。
ヘリウムガスを注入! ケーキがふわりと空を飛ぶ
では、そのシフォンケーキはいったいどのようにして浮かばせるのでしょうか?
「風船の口を広げ、シフォンケーキがつぶれないように注意深く入れたらヘリウムガスを注入するだけ。難しいことはしていないんですよ」
そう話しながらガス管に手早く風船を取り付ける荒川さん。とても軽いシフォンケーキの入った風船は、みるみる膨らんでふわりと浮き上がります。
風船を割ると、中には空気よりも軽いケーキが!
食べるときは付属の安全ピンで突き刺してパン! 風船を割って取り出します。高さ約50cm、直径約40cmにもなる大きな風船ですから、割った時に目の覚めるような音が鳴りますのでご注意。
さらに、風船が弾ける瞬間にも注目を! 中のシフォンケーキが一瞬、飛んでいるかのように見えるんです。パーティの手土産にして、風船を割るという余興も楽しいかもしれませんね!
「風船を割った時に華やかな、紙吹雪入りのものもご用意しています。お祝いの席などに持っていくと盛り上がりますよ」
そして、シフォンケーキのお味はというと、ほんのりとバニラが香り、やさしい甘さが特徴。生地はきめ細かくてしっとりやわらか。さっきまで空を飛んでいたのも納得のふわふわの感触です。
アッと驚くユニークなお菓子は他にもいろいろ
<ドミニクアンセルベーカリー>には「空飛ぶケーキ」の他にもユニークなケーキやお菓子、パンがたくさん。
「アメリカの子供はよくクッキーをミルクにつけて食べますが、そこからインスピレーションを得たのが『クッキーショット』。チョコレートチップクッキーでできたショットグラスに付属のミルクを入れて、食べながら飲みながら召し上がっていただくもので、ニューヨーク店では定番のお菓子です」
また、今ニューヨークでは専門店ができるほど人気のバブカは、ドミニク流にアレンジして、チョコレートと抹茶をラインナップ。銀座三越でも特に人気のあるアイテムなんだそう。友人へのプレゼントはもちろん、ビジネスシーンでも手土産にすれば「かわいい!」と喜ばれること間違いなしです。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、銀座三越地下2階=ドミニクアンセルベーカリーにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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