2017.05.01
新茶の季節に楽しみたい! 緑茶の和菓子
春に芽吹いた新緑がその色を日に日に濃くする初夏は、新茶の季節です。日本橋三越本店の菓遊庵から、香り高いお茶を使った和菓子をご紹介します。
香り立つ抹茶。モチモチ食感も楽しい<中村藤吉本店>抹茶だんご
濃厚な抹茶の風味でリピーターの多い京都・宇治の名物が期間限定で菓遊庵に登場。箱を開けた瞬間に、抹茶の香りがふわっと広がります。一口サイズのかわいらしい見た目や、モチモチの食感も人気の理由です。
上品なほろ苦さ<銀座かずや>かずやの煉り「抹茶」
福岡の八女星野村の高級八女抹茶をふんだんに使用した煉り菓子。微妙な火加減で長時間煉り上げているため、まるで洋菓子のようななめらかな食感と、抹茶の深い香り、上品なほろ苦さが楽しめます。足が早く地方発送をしていないアイテムなので、この機会にぜひ。
抹茶をたっぷりまぶしたお餅<走り井餅本家>走り井餅 抹茶
「走り井餅」という変わった名称は、京都にある清らかな水が豊富に湧き出ている井戸が「走り井」と呼ばれたことにちなんでつけられました。独特の形状が水の流れとほとばしる水滴を表現しています。やわらかな求肥でこし餡をつつんだ「東海道大名物」は、お茶とともに古くから旅人の疲れを癒やしてきました。新茶の季節はぜひ、風味豊かな抹茶を惜しげもなくまぶした抹茶味をどうぞ。
秘伝の抹茶が香る<乃し梅本舗 佐藤屋>抹茶ふうわり
ほんのり塩を効かせたこし餡を、自家製粉した抹茶と白餡を練り込んだ生地で挟んだお菓子。使用している抹茶は佐藤屋の八代目が山形の老舗茶舗「岩淵茶舗」の主人に教えてもらった秘伝のお茶なんだそう。さわやかな香りは口いっぱいに広がるのに、苦みを感じない懐の深い一品。
初夏の風を感じる意匠<清月堂本店>新緑
明治40年創業の和菓子屋<清月堂本店>が考案した創作菓子は、目でも舌でも楽しめる意匠。お茶の羊羹に抹茶マーブルの浮島を重ね、ひと粒の小豆をトッピングしています。
<清月堂本店>は「四季折々の和菓子を楽しんでいただくこと」を心得に掲げており、その心意気通り、初夏のさわやかな空気感が和菓子に表れています。
抹茶餡を堪能<俵屋吉富>抹茶のおまんじゅう 茶和
季節限定の和菓子を数多く手がけている<俵屋吉富>から登場するのは、抹茶の餡を使った初夏限定の焼き菓子。もちもちとした食感の生地で、抹茶をふんだんに練り込んだ餡を包んでいます。豊かなお茶の風味を心ゆくまでご堪能あれ。
和菓子と相性の良い日本茶は、お菓子になってもその存在感を発揮。さわやかな香りとほろ苦さが贅沢なひとときを連れてきてくれることでしょう。初夏ならではの深い味わいをぜひ楽しんでみて。
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