2017.03.02
桜色にうっとり。春限定のかわいい和菓子7選
桜色がかわいいお菓子は、春を待ちわびる気持ちを盛り上げてくれます。新しい季節の訪れをビジュアル、香り、味で感じさせてくれる和菓子7品を日本橋三越本店の菓遊庵から紹介します。
本物の桜を閉じ込めた<亀屋良長>円山の桜
京都の円山公園の桜景色を表現した創作菓子。上段は桜の花と花びら型の羊羹で、下段は桜の花の塩漬けを入れた餅羊羹です。本物の桜が持つ美しさと儚さがぎゅっと閉じ込められた様子に、思わずうっとり。
白小豆の甘みに桜の風味がマッチ<中田屋>きんつばさくら
きんつばの名店<中田屋>が手がけた春限定のきんつばさくら。桜のようにたくさんの人に愛されるお菓子になるよう、和菓子の匠が精魂こめて炊き上げています。白小豆のあっさりした上品な甘みと桜の風味がやさしく広がり、さわやかな季節の訪れを感じられます。
かわいいモチーフが勢ぞろい<ばいこう堂>春の訪れ小箱
干菓子で四季折々のモチーフを表現する<ばいこう堂>。春の訪れ小箱の中には、桜はもちろん、タンポポやたけのこ、蝶など春の訪れを表現したお菓子がいっぱい。見ているだけで気持ちが明るくなります。
愛媛銘菓の限定アイテム<一六本舗>ひと切れ一六タルト(桜)
愛媛の銘菓・一六タルトに桜風味が登場。静岡県伊豆産の大島桜の葉の塩漬けを細かく刻んで混ぜたさわやかな餡を、桜ソースでピンク色に仕上げたスポンジ生地で包んでいます。ほんのり柚子が香る、季節限定の味わいを楽しんでください。
淡いピンクと緑のコントラスト<彩雲堂>花の雲
厳選した北海道小豆の餡に、桜の葉を入れたそぼろ餡を重ねた棹(さお)菓子。上品な甘さの中で桜の風味が広がります。明治7年創業、島根の老舗の春の定番アイテムです。
一口ずつ楽しめるのがうれしい<五勝手屋本舗>桜ようかん
一口サイズにカットして楽しめる、小さなサイズのようかん。筒についている糸を引っ張れば、すぐに食べられるユニークな形状です。桜風味のお菓子を楽しみたいけれど、あまりたくさんは食べられない、という方にもおすすめ。
じっくり時間をかけて結晶させる<緑寿庵清水>桜の金平糖
日本で唯一の金平糖専門店がじっくり約17日かけて作る季節限定の金平糖。金平糖作りは大変繊細で、材料が含む塩分や油分、酸のわずかな量の差によって結晶しなくなることがあるため、新商品を生み出すのには2年以上を要するのだとか。桜は花と軸を分けて、それぞれを金平糖に使用します。花は刻んで蜜をかけながら結晶させていき、その合間に軸を煮出して取り出した抽出液をかけ、香りをまとわせていくんだそう。小さなひと粒に春の息吹が閉じ込められているんですね。
春の到来を待つ、ウキウキとした時間。かわいい桜色の和菓子と一緒なら、格別なひとときとなりそうです。
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