2016.09.09
日本に凱旋! 英国で「TOP TEA PLACE」に選ばれた<ジュリス>の実力
英国コッツウォルズ地方の小さな村にお店を構えた<ジュリス>をご存知ですか?
2008年に「TOP TEA PLACE」を受賞し、紅茶と美味しいお菓子を愛する英国人を虜にしているこのお店は、なんと日本人が手がけていることでも話題なんです。そんな<ジュリス>がこのたび日本へ凱旋帰国! 本場で認められたその実力と、人気メニュー「スコーン」の美味しさを紹介します。
紅茶の本場、英国で認められた人気ティールーム
紅茶の本場、英国で大人気の<ジュリス>は、コッツウォルズ地方のウィンチカムという町にあります。コッツウォルズは英国人が心の故郷と称してやまない美しい田園風景地域です。
そんな村の小さなティールームが、2008年に英国の紅茶協会より、その年もっとも素晴らしい評価を得たティールームに与えられる賞、「TOP TEA PLACE」を受賞しました。
大都会ロンドンの高級ティールームではなく、地方の小さな村の店が選ばれるのは大変珍しいことなのだとか。さらにオーナーは日本人。外国人が「TOP TEA PLACE」を受賞したことも、めったにない快挙だそう。
苦難の果ての「TOP TEA PLACE」受賞!
<ジュリス>を運営するのは、2003年にご両親とともに<ジュリス>を開業した宮脇樹里さん。
紅茶とともに提供していたのはフランス菓子を学んでいた宮脇さんの作るスイーツでしたが、なかなか地元の人に受け入れられなかったんだそう。それでもめげずに、英国の伝統的なスイーツやスコーンの試作を重ね、納得のいく味を追求していくうちに、少しずつ常連が増えていったんだとか。メニューだけに限らず、地域に根ざしたお店を目指して、居心地のよい空間作りや接客などにも気を配る、といった努力の積み重ねの中での「TOP TEA PLACE」受賞は大きな励みになったそうです。
日本人女性ならではの繊細さで心地よい空間を演出
日本人の女性らしい繊細さが随所に見られ、家庭的なティールーム。その魅力のひとつが内装です。
自然光がたっぷり差し込む明るい店内には、こだわり抜いて選んだアンティークの調度が並び、心落ち着くかわいらしい空間を形作っています。日本人ならではのセンスや、清潔さも異国の地で受け入れられた理由のひとつかもしれません。
晴れた日には、手入れの行き届いたティーガーデンを眺めながらおしゃべりに興じる常連客の姿も。近郊からの人々はいつもと変わらない日常を、わざわざクルマで遠方から来た人々はちょっぴり特別なティータイムを楽しんでいるようです。
地元の人々にも人気の風味豊かな<ジュリス>のスコーン
<ジュリス>で1番人気のメニューは、やはり「クリームティー(スコーンと紅茶のセット)」。
スコーンというと、ボソボソと水分量が少ないイメージがあるかもしれませんが、<ジュリス>のスコーンはとてもしっとり。とはいえ、外はさっくりとした食感で、ひと口食べれば小麦の風味がきちんと感じられる繊細な味わいです。こだわりの原材料を使用し焼きあげたスコーンには、コンウォール産のクロテッドクリームとストロベリージャムをたっぷり添えていただくのが、英国式の伝統的なスタイルです。
日本ではパンやスイーツの材料を厳選することは一般的ですが、英国でスコーンというとどこの家庭にもストックがあるくらい身近な存在。あまりに身近すぎて製法や材料にまでこだわることは珍しいのだとか。だからこそ、素材にまでこだわり抜いた日本人好みのテイストが英国人に評価されたのかもしれません。
紅茶の本場英国人も認めた<ジュリス>、里帰りをお見逃しなく!
催物のご案内/商品の取扱いについて
【催物のご案内】
日本橋三越本店 英国展
開催期間:
<PART1>2017年9月6日(水)~12日(火)(最終日午後6時終了)
<PART2>2017年9月13日(水)~18日(月・祝)(最終日午後6時終了)
日本橋三越本店本館7階・新館7階=各催物場にて、伝統と気品ある英国の洗練されたブランドアイテムやおしゃれなグッズが集合。
英国で人気の<ジュリス>が昨年に引き続き出店しています。
【商品の取扱いについて】
記事で紹介している商品は、2017年9月6日(水)~9月12日(火)まで日本橋三越本店本館7階=催物会場 英国展<PART1>にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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