2016.08.30
中秋の名月は「うさぎ」モチーフのパンでお月見を
9月15日は中秋の名月。今年は、満月の中でうさぎが餅つきをしている様子を見ることはできるのでしょうか。
お月見をしながら食べるものと言えば、月見だんごなどの和菓子を思い浮かべますが、伊勢丹新宿店・パン担当の桑原正子さんは、「今年はちょっと気分を変えて、『パン』でお月見をしてはいかがでしょうか?」と提案します。
「和菓子は大人のお菓子というイメージがあり、敷居が高いと感じてしまうお客さまも少なくありません。一方、パンはお子さまからご年配の方まで身近な食べ物。和菓子は少し苦手という方や、お子さま、お孫さんへのお土産としてもオススメです」
今回は、桑原さんに、今注目の「うさぎ」モチーフのパン3品を教えてもらいました。
手作りならではの表情の違いが愛らしいクリームパン
まんまるとかわいらしいゆるキャラテイストのうさぎに、大人も子供も癒やされそう。カスタードクリームを包んだパン生地に、ビスケット生地をかぶせて焼き上げ、耳までサクサクに仕上げています。目はレーズン、鼻はカレンズ(小粒のレーズン)、頬と口はピンクのシュガーグラス(デコレーション用の砂糖)で表情に変化をつけています。
「店内の工場で手作りしているため、一つひとつ微妙に表情が異なります。ぜひ、店頭でお気に入りの子を探してみてください」
とちおとめのいちごクリームが詰まったうさぎ
同じくうさぎをかたどったアイテムでも、こちらは全身。おなじみ<銀座木村家>の「酒種(さかだね)あんぱん」と同じパン生地に、いちごクリームがたっぷり詰まっています。
「酒種特有のしっとりとしたパン生地と、『とちおとめ』を練り込んだいちごミルククリームは相性抜群。甘酸っぱいいちごの味わいがしっかり堪能できます」
みんなでシェア! ひと口サイズのサンドイッチ
伊勢丹新宿店限定のサンドイッチ専門店<イッツ サンドイッチ マジック>からは、中秋の名月をイメージした手毬(てまり)サンドボックスが登場。
米粉入りのプチパンに、サーモンや海老などのフィリングを挟んだ一口サイズのサンドイッチが9個並んでいます。
「卵やシフォンケーキを使って、満月とうさぎを表現しました。随所にうさぎモチーフを散りばめています。みんなで分けられるので、手土産やパーティなどでも活躍しますよ」
日本の伝統文化をもっと身近に
和菓子を用意するとなると、ちょっとかしこまってしまいますが、パンなら気軽に手に取ることができそうです。
「パンというなじみ深い食べ物を通じて、日本の伝統文化である中秋の名月が、若い方々にとってもっと身近なものになれば幸いです」と語る桑原さん。
これまで中秋の名月をお祝いしたことがなかった人も、今年はうさぎのパンで秋の夜長を楽しんでみませんか?
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=デリ エ ブーランジュリー/アンデルセン、銀座木村家、イッツ サンドイッチ マジックにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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