2017.03.11
焼きたてフィナンシェに夢中! <ノワ・ドゥ・ブール>の魅力を徹底解説
2011年に三越伊勢丹限定ブランドとしてオープンした<ノワ・ドゥ・ブール>。「できたての美味しさを届けたい」をコンセプトに、素材にこだわって丁寧なお菓子作りを続けています。名物のフィナンシェは1日に500~1,500個(多いときには2,000個)を売り上げるという人気ぶり! 今回は特別に厨房にも潜入して、<ノワ・ドゥ・ブール>の美味しさの理由に迫ります。
同店で一番の人気を誇るのは、名物でもある焼きたてフィナンシェ。外はカリッと香ばしく、中からジュワ〜ッとバターが染み出すこちらのフィナンシェは、サイズがちょっと大ぶり。その食感や風味は、一度食べるとしっかり五感に刻まれます。ひと口食べれば誰もが魅了されると言っても過言ではないほど、特別感のある仕上がり!
「フィナンシェなどの焼き菓子は温度が上がるため、店内ではなく、地下の厨房で手作りしているんです」
と、店長の中野北斗さん。「できたて」を提供するためにこだわりつつも、お客さまへの配慮も忘れません。
こだわりの材料だからできる「シンプルな美味しさ」
地下の厨房に向かうと、ちょうど職人さんが型に生地を流し込んでいるところ。1個ずつ生地の分量を計りながら、慣れた手つきで次々と型を満たしていきます。
生地の材料は、国産の発酵バターにアーモンドプードル、そしてきび糖。美味しさの秘密は、このこだわり抜かれた材料にこそあるのだとか。
「焦がしバターにした国産の発酵バターの風味と、スペイン産マルコナ種のアーモンドプードルによって、リッチな味わいが生まれます。さらにきび糖がコクを加えてくれるんですよ」(中野さん)
シンプルな製法だからこそ、素材本来の美味しさが余計に引き立つのかもしれません。
焼き上がりと同時にフィナンシェを店頭へ
型に流し込んだ生地を高温のオーブンに入れると、職人さんはひと休み……というわけにはいきません。生地の膨らみ具合をチェックしつつ、ガレットやカヌレなど他の焼き菓子の作業に取りかかります。普段、店頭で目にしているお菓子が、こんなふうに生み出されているなんて!
10分ほど経つと、いい具合に生地が膨らんで、美味しそうな濃いめの焼き色が。華やかなバターの香りが周囲に漂います。
こうして焼き上がったフィナンシェは冷ましながら、随時店頭へと運ばれます。フレッシュな状態で楽しんでもらうため、「焼きたてフィナンシェ」の消費期限は「3日間」と短めですが、ギフト用にレシピは同じでフレッシュタイプを真空にして賞味期限が長めに作られたものも。
「ギフト用はバターがしっかり生地の中までなじみ、よりバターの風味が楽しめるのが特徴です。表面がカリカリ、中はしっとりとしたフレッシュタイプとは、また違った美味しさを味わってください」(中野さん)
フィナンシェだけじゃない、スイートなお菓子たちも
実はノワ・ドゥ・ブールでは、フィナンシェだけでなくパウンドケーキなどの焼き菓子、ショートケーキやミルフィーユといったフレッシュケーキも人気。ショーウインドーには、きらびやかなお菓子がずらりと並んでいます。「できたての美味しさを味わってほしい」というコンセプトから、ショートケーキはご注文後に生クリームをかけるなど、店内に併設された厨房で、オーダーを受けてから仕上げてくれるものも。
季節ごとに限定のフレーバーも登場するなど、1年を通して楽しめるフィナンシェと合わせて、こちらもぜひお試しあれ!
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