2016.07.01
涼しげキュートな夏の和菓子5選
涼しげで愛らしい夏の和菓子は、暑さで火照った身体も心も癒してくれます。最近は伝統的な葛や寒天を使ったお菓子以外にも、比較的日持ちのするアイテムが登場。手土産にもぴったりな、涼感あふれるアイテムを紹介します。
かわいすぎて食べられない!? <亀屋良長>夏まつり
京菓子の老舗<亀屋良長>の作品ともいえる「夏まつり」は、美しい琥珀羹の中に金魚が泳ぐ、風情と涼感が満点の和菓子。かわいらしい小さな金魚は今にも動き出しそう。そのまま食べてもほどよく冷やしても美味しくいただけるので、心身を癒したいときに食べたい一品です。
ため息が出るほど繊細、<加藤晧陽堂>うちわ煎餅
うちわの形をした一口サイズのおぼろ煎餅に、職人が1枚ずつ花や鳥を描いた、金沢の銘店のお菓子。1枚仕上げるのになんと4〜5日もかかるそう。その繊細さは、食べるのをためらってしまうほど。口に入れた瞬間にふわっと和三盆のほのかな甘さが広がり、次の瞬間には溶けてしまう……そんな儚さまでもが芸術作品のようなお菓子です。
楽しめる夏の手土産<越乃雪本舗大和屋> 花火玉
花火をイメージした3種のお菓子が入っているのは、なんと本物の花火の玉皮。開けた瞬間にお菓子が飛び出し、思わず笑みがこぼれます。中に入っているのは花火をイメージしたクッキーや、クリームサンドの「信濃川」そして「夢花火」という名の赤梅のゼリー。「夢花火」はすっきりと爽やかな味わいで、暑い日のおやつにぴったり。気軽なギフトや手土産にしたいアイテムです。
眺めているだけで幸せに、<長久堂>京の夏休み
朝顔にひまわり、金魚、大文字送り火……。天保2年創業の長久堂が手がける「京の夏休み」には、昔ながらの日本の夏の風景が詰まっています。涼やかな色合いの金平糖が小さなボックスの中の世界観を盛り立てます。眺めているだけで幸せな気分になれるので、手土産にはもちろん自分へのささやかなご褒美にも。
ユーモラスな一品、<あられとよす>すいかおかき
夏の定番おやつ・すいかをモチーフにしたおかきは、親しい人への手土産にぴったり。ユーモアあふれるアイテムですが、大阪の老舗が作っているだけあり、原料にはこだわりがあります。皮は青のり、果肉は海老、種は黒大豆でそれぞれ再現されており、あっさりした塩味と磯の風味、香ばしさが後をひきます。冷茶と一緒にどうぞ。
楽しい思い出をたくさん作れるシーズンに、さらに彩りを添えてくれそうな夏の和のお菓子たち。目と舌で味わえるおやつなら、さらに楽しい思い出が増えそうです。夏限定の味覚をぜひ手に入れてくださいね。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=菓遊庵にてお取扱いがございます。独自の味覚と感性で厳選した全国の銘菓をお届けするお菓子のセレクトショップ、 三越オンインストア「菓遊庵」はこちら。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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