2016.06.29
ぜ〜んぶ試してみたい。東京で買える美味しいあんみつカタログ2016
※この記事は2016年の情報です。最新版は以下の記事をご参照ください。
2024年伊勢丹新宿店で買える、あんみつ、フルーツ寒天和菓子7選>>
三越で買える夏の「あんみつ」6選。みはし、船橋屋、梅園…人気店が充実!>>
暑い日が続くと食べたくなる、ひんやりスイーツのひとつ「あんみつ」。ベースの寒天に赤エンドウ、フルーツ、あん、そして白玉や求肥がのっているものをイメージしますが、実は店によって具材や味には結構差があるんです。個性豊かな、東京で買える美味しいあんみつ6点を紹介します。
加賀藩御用達<森八>葛あんみつ
その名の通り、寒天ではなく葛羹を使ったあんみつ。原材料の葛は「加賀藩御用葛」としての歴史を誇る名品「宝達(ほうだつ)葛」で、まろやかな口当たりに特徴があります。あんは能登大納言小豆をふっくらと炊き上げた粒あん。一口ごとに贅を噛み締められるリッチなあんみつです。
贅沢な食べ応え<KITAYA六人衆>あんみつ
東京都足立区の老舗「喜田家」が手がける「KITAYA六人衆」の夏の味覚。若手の職人たちが手がけていますが、奇をてらわない、とことん正統派のあんみつです。特徴は歯ごたえのよい寒天。昔ながらの紅白求肥餅と大粒のみかん、さくらんぼ、パイナップルに黒蜜をかけていただきます。
シンプルでモダンな<ISSUI> 水乃果あんみつ
ユニークなパッケージに入った<ISSUI>の水乃果あんみつは手土産にぴったり。プルプルの寒天と北海道産の小豆を使ったなめらかなこしあんに、黒蜜のジュレをかけていただきます。室町時代のお茶席で供された「椀菓子」をイメージしたあんみつは、シンプルながらも上品な味わい。何度でも食べたくなってしまいます。
上野で愛され続ける<みはし>あんみつ
行列ができる甘味処、上野の<みはし>では、昭和23年の創業時から変わらない製法であんみつを作り続けています。素材の産地や鮮度にこだわっており、小豆は北海道十勝産、黒蜜は沖縄の黒糖を使用。ふっくらと炊き上げた赤エンドウも惜しみなく使われています。たっぷりのせられたこしあんは、しつこさを抑え、さっぱりとした後味。根強いファンがいるのも納得です。
※2016年6月29日(水)〜7月5日(火)の期間限定出店
決め手はメープルシロップ! <鈴懸>あんみつ
創業90余年を誇る博多の老舗和菓子店が手がけるあんみつは、ちょっぴり変わり種。黒蜜や白蜜の代わりに特製のメープルシロップをかけるのです。寒天はやわらかく仕上げてあり、もっちりとした白玉と粒あんの相性は抜群。新鮮なフルーツをふんだんに使っているので、味も彩りも華やかさいっぱいです。
安政元年から続く伝統の味<梅園>あんみつ
安政元年、浅草の浅草寺別院梅園院に茶屋をひらいたのが始まりの<梅園>。しっかりと塩味のきいた赤エンドウ豆、甘さ控めのこしあん、みかん、干しあんず、求肥に濃厚な黒蜜をかけて食べるあんみつは、これぞ王道! 老舗の自信が感じられる伝統の味です。あんみつを語るうえでは絶対に外せない一品。
情緒のあるお店でいただくあんみつはもちろん一級品ですが、自宅に持ち帰って扇風機の風を浴びながらいただく味もまた乙なもの。今回ご紹介したあんみつは自宅でも楽しめるものばかりですので、夏の昼下がりにぜひ試してみてくださいね。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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