いま、手土産に求められるパン。セレクトのポイントは「きちんと感」

ころんとしたフォルムが愛らしい「パン」は、差し入れやおみやげにも大活躍。とはいえ、ちょっと手みやげにしたいとき「紙袋のまま渡すのはカジュアルすぎるかも……」なんて躊躇することもありますよね。

そんな声に応えて企画されたのが、三越伊勢丹グループで展開している『TEMIYAGEパン』プロジェクト。伊勢丹新宿店の井上孝セールスマネージャーに、なぜいま手みやげにパンなのか、お話を伺いました。

おなじみのパンが、おめかし

地下１階のデリ エ ブーランジュリーでは、年々、ご家族や友人へのおみやげにパンを買っていくお客さまが増えていたのだそう。その理由を井上さんは「価格も手頃で種類が豊富。食事にもおやつにもなるところが人気なのでは」と分析します。

「ただし従来は、特別なラッピングなどの用意がありませんでした。そこで今回は、手みやげに重要な要素である『見た目のかわいらしさ』と『特別感』にこだわり、積極的に『TEMIYAGEパン』を提案していくことにしたんです」

ミニサイズのアソートを、専用ラッピングで

たとえば＜ジュノエスクベーグル＞のJUNOアソートメント、＜銀座木村家＞ミニあんぱんトリオ、＜グリーンブレッド＞有機国産小麦のミニロールアソートは、限定の味や、特別につくられたミニサイズのセットが、それぞれかわいらしい専用ラッピングorボックスに包まれています。

彩りもたのしい、ミニベーグルセット

伊勢丹三越限定のミニベーグルセット。はるゆたかプレーン、ワイルドブルーベリー、メイプルシュガー、北海道えびすかぼちゃ、よもぎの5種を専用ラッピングで。「彩りもよく、女子会などに最適では。比較的日持ちもするので、翌日の朝食やランチのお供にも」と、井上さん。

＜ジュノエスクベーグル＞JUNOアソートメント （5個入）702円（税込）

話題となった限定あんぱんがセットに

伊勢丹新宿店限定で話題となった銀座木村屋のあんぱん。チーズラムレーズン、プリンクリーム、ミルククリームの3種のハーフサイズセット。井上さんは幅広い年代に人気と説明。「ほどよいボリュームとブランドの安心感からか、年配の方がお孫さんのおやつに購入されるケースもあるようですね」。

＜銀座木村家＞ミニあんぱんトリオ（3個入）400円（税込）

食べ比べしたいミニロールアソート

有機国産小麦使用のロールパン６種、プレーン、グリーンオリーブ、クランベリー、レーズン、くるみ、ミューズリー。井上さんいわく「有機食材にこだわりのあるブランド。甘党ではない方や、自然派の方にも満足いただけるのでは」。通常より小さい食べ比べサイズなので、ランチにも連れて行きたくなりそう。

＜グリーンブレッド＞有機国産小麦のミニロールアソート（6個入）972円（税込）

日常から離れすぎない、やさしい距離感

「もう少しフォーマルな『きちんと感』を出したいときにも、オススメのパンがあります。パンならではの、非日常すぎない、ちょうどいい距離感がポイント」と、井上さんは教えてくれました。

日持ちもうれしい、華やかなガトー

ラム酒をきかせた渋皮栗入りのマジパンを、黒いちじく、くるみ、ドライカシスを混ぜた生地で包み焼き上げた、華やかなガトー。「ケーキのように華やかだけれど、生ケーキより持ち歩きやすく、日持ちする」ところが、井上さんの注目ポイントです。

＜アンデルセン＞カシスと渋皮栗のガトー（1本）1,296円（税込）

さらにひと味ちがう手みやげには、こちら

ローズマリーを焼き込んだ、香り高いパイ。星形を抜けるデザインが楽しく、ディップを添えたり、そのままスナックとして食べてもOK。「デュヌ・ラルテのシンボリックなパッケージ缶にインパクトがあります。通常の手みやげに飽きたらない、感度の高い方にも」と、井上さん。

＜デュヌ・ラルテ＞クリック・クラック・パイ（10枚入）2,080円（税込）

 

この２種類は洋菓子に近いイメージですが、あくまでもパン屋さんの一品。「手軽に食べてほしい」という、毎日の食卓から離れないやさしい距離感こそ、「きちんとカジュアル」なTEMIYAGEパンの醍醐味のようですね。

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