2016.01.07
日本を代表する「いちご」はコレ!注目の7品種を徹底解剖
寒い季節になると店頭に並ぶ日を心待ちにしてしまう、つやつやの真っ赤な宝石「いちご」。ひと昔前と違って、いちごは「銘柄」で選ぶ時代になりました。品種によって香りも味も、そして色も、まったく違う魅力があるのです。
そこで今回は、「魅惑のいちご7品種」をずらりとご紹介。その特徴と魅力を、三越伊勢丹食品生鮮担当の板津貴史アシスタントバイヤーに教えてもらいました!
1週間限定! 貴重な美味しさ「フレシェル®カップ入 スカイベリー」
いちごはちょっとした接触などでも傷付きやすく、取扱いが難しい果物。そんな繊細な実に触れることなく収穫し、専用容器「フレシェル®」に入れることのできる「収穫ロボット」を宇都宮大学が開発したそう。酸味と甘みのバランスが良い栃木県産の「スカイベリー」は、そんなロボットによって収穫された1粒60g以上のプレミアムな1品。2016年1月6日〜12日に開催中の「日本橋 いちごパーク」に合わせて、期間限定での登場です。
大粒のぜいたくな味わい「あまおう」
果物屋さんの店頭だけでなく、飲食店のメニューなどでもよく見かけるもっとも有名な品種が「あまおう」。「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字をとって名付けられた品種だけあって、甘くてジューシー、バランスの良い酸味の果実はしっかりした食べ応えを感じさせます。
ほんのりピンクに色づく白い果実「初恋の香り」
一見してわかるその特徴は、いちごの常識をくつがえす「白さ」。熟すとほんのりピンクに色づくのが美しく、それを「初恋で頬を染める様子」と重ねて名付けられたのだそう。めずらしい色にキュンとくる名前、そして見た目からは想像できない「甘さ」は、贈り物にもぴったり。
実の中までしっかり赤い「レッドパール」
つやつやとした美しい赤色がその美味しさを物語っている「レッドパール」。「とよのか」と「アイベリー」の交配種で、外側だけでなく中までしっかり赤いところが個性的。酸味と甘みのバランスが良いのも特徴です。村上農園では有機肥料を使い、いちごに優しい育て方をしているそう。
深く濃い紅色のくろいちご「真紅の美鈴」
2014年9月に登録された新品種。その名の通り黒に近い赤、深く美しい濃紅色が特徴で、生産者もまだ数少ない希少ないちごです。糖度がとても高く酸味は控えめの逸品です。
桃のように華やかな香りと甘みの「桃薫いちご ももみ®」
口に入れる前から、桃やココナッツ、キャラメルのような、ミルキーで甘い香りが強く醸し出す「桃薫いちご」。日本橋三越での取扱いは、農業女子プロジェクトのメンバー、軽井沢の桃薫いちご農園の伊藤さんが作った「ももみ®」。淡くて上品な色も特徴です。
薫り高く、濃厚な甘さが広がる「まりひめ」
強い香りに、甘みたっぷりの濃厚な味。「まりひめ」は2010年に登録された比較的新しい品種で、和歌山県オリジナルのいちごです。「さちのか」と「あきひめ」の交配種で、それぞれの品種から甘みやジューシーさを引き継いだいちご。口に含んだときの鼻に抜ける芳醇な風味も特徴。
スイーツやドリンク、最近はサラダにも使用される愛され果物、「いちご」。でもやっぱり、そのままのフレッシュな味わいをシンプルに堪能するのがいちばん! 旬のフルーツをしっかりじっくり食べ比べて、お気に入りの品種を見つけてみませんか。
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