2015.09.11
食卓にも「手に届く贅沢」を。ナプキンやキャンドルで魅せる「栗原邦子」流テーブルコーデ
食卓でワインを飲む時、皆さんはテーブルのセッティングに気を使っていますか?
お洒落なテーブルクロスを1枚敷くなど、ちょっとした手間を加えるだけで食卓は洗練された空間になります。でも、「色のチョイスが難しい」とか、「おしゃれなクロスは値段が高そう……」といったイメージも持つ人も多いはず。
そこで、お手軽に食卓の雰囲気を変えるテーブルコーディネート術を、リネンアドバイザーの栗原邦子さんにうかがいました。
小さなアイテム使いで食卓を彩り豊かに
トレーの上にナプキンを敷いて食卓まで運んだり、ワインの首にスカーフの様に巻いたりしても華やかに演出できるのだとか。さらに「来客時、シャンパーニュやワインが吹きこぼれたりした場合にそれを受け止めるナプキンを用意していれば、それだけで上質な食卓に見えますよね」と栗原さん。
「いつもと違う食卓を演出するなら、キャンドルの明かりを灯して雰囲気を出すのもオススメ」なんだとか。その際は、食事の香りを打ち消さずに済む、匂いのないものを選ぶのがコツです。
ポケットチーフやスカーフ感覚で使えます
「テーブルファブリックって、インパクトがある割にお手頃ものが多いんです」と栗原さん。2,000円~3,000円ほどのリーズナブルなものもあるので、そういう意味でも『手の届く贅沢』なんだとか。
「季節に応じてテーブルクロスを1枚変えるだけで、季節感のある食卓を演出できます。たとえば、秋らしい朱色のテーブルクロスの上に、ワインと旬の果物や花を一緒に飾れば、お金をかけずに食卓の衣替えができます」
いわば、テーブルクロスは洋服でいえば男性のポケットチーフや女性のスカーフに近い存在。つまり、主役を引き立てるアクセントにぴったりなんだとか。
「ポケットチーフやスカーフって、TPOに応じてカラフルな柄やビビッドな色を選びますよね。クロスもそれと同じで、来客するお相手や季節に応じて使い分ければ、お洒落で上質な食卓を即興で表現できます」
テーブルクロスは食卓を彩る額縁
「絵が額縁をつけて初めて完成するのと一緒で、テーブルクロスは食器の額縁。如実にわかるのは、まず裸のテーブルに食器を置くんです。そこに明るいテーブルクロスを1枚敷いてみてください。それだけで本当に華やかになりますから」
テーブルコーディネートは、食卓だけでなく日々の生活を豊かにします。食事の時間が待ち遠しくなるような、素敵なテーブルコーディネートに挑戦してみてください。
伊勢丹新宿店本館5階キッチンダイニングデコールでは、『秋の夜長を楽しむ贅沢なひととき』をテーマに、栗原邦子さんが提案するテーブルコーディネートを展示中。
【開催期間】
開催期間:開催中~9月15日(火)
開催場所:伊勢丹新宿店本館5階キッチンダイニングデコール
ハウスリネンの世界に歴史的な革新をもたらしたデザイナー、プリムローズ・ボルディ氏と出会い、ハウスリネンに関わるビジネスに従事。雑誌、家庭画報やミセスでも麻の特集で紹介されています。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコールにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング